55段階療育プログラム スクーリングレポート[第1回] 55段階療育プログラムトップページへ

【第1回】基本的生活習慣・体の動かし方

スクーリング2008年10月18日(土)に武蔵野東教育センターにて、55段階療育プログラム第1回スクーリングが開催されました。

今回、講師としてお招きした計野浩一郎先生には、「基本的生活習慣」「運動・遊び・お手伝い」というテーマのもと、『衣服の着脱』『食事』など具体的な行動の一つひとつについて、この時期のお子様が苦手とすることやそれに対する指導方法、指導の発展のさせ方などをお話いただきました。また、参加された皆様が普段のお子様の様子で気になっている点についても、アドバイスをいただきました。

スクーリングの様子

  • 「理論どおりの厳しい対応は、専門家にはできても、実際の子育てではできません」 あくまで親御さんの目線で、愛情たっぷりにお話される計野先生。
  • トレーニング用のお箸お箸の持ち方についてのお話の中で、市販されているトレーニング用のお箸が紹介されました。子どもによって最適なものが異なることなど、詳しく教えていただきました。
  • ファスナー開閉練習教材こちらはファスナーの開閉を練習する教材です。身辺自立に向けて楽しく取り組ませるための工夫を具体的に説明してくださいました。
  • ボタンやフックを練習する教材洋服の着脱の際に必要なボタンはめやフックを練習する教材。まずは手元で練習します。ボタンの大きさやつくりが一つひとつ違い、目的に応じて使い分けていきます。
  • 計野浩一郎先生当日の講師、計野浩一郎先生。武蔵野東教育センターの副所長であり、自閉症児教育のエキスパートです。身振り、手振りを加えての熱心な講演に、参加者全員がひきこまれるように聞き入っていました。
  • 知育の教材武蔵野東学園で実際に使用している知育の教材。ご家庭でも簡単につくれるものを紹介してくださいました。(指先の力を鍛えるのと同時に、同じ色のシールがあるところにつけるという認知の学習にもなります)

参加した方の感想

  • ■普段、困っていたことを直接先生に質問でき、回答を得ることができて、良かったと思います。段階的に練習できることを教えていただきました。幼稚園に入れることを迷っておりましたが、集団に入れることも大切だとわかりましたので、家でも相談していきたいと思います。(千葉県 A様 お子様4歳)
  • ■初めて専門家の方のお話を聞きましたが、具体的なこともわかり、参考になりました。今日は個別の質問にもくわしく答えていただいてありがとうございました。特に小さい頃からの親の接し方が大切なことがわかり、少しずつですが自分のやるべきことが見えてきた気がします。またお話を伺い、相談にのっていただきたく思います。(神奈川県 M・T様 お子様3歳)
  • ■計野先生がとても熱心にお話してくださったのが印象的でした。少人数で、個別の質問にもていねいに答えてくださり、勉強になりました。(東京都 Y・M様 お子様4歳)
スクーリングは、日頃療育に携わっておられる専門家の先生方より、具体的な援助方法など様々なお話を聞くことができる数少ないチャンスとなります。 次回のスクーリングについては、詳細が決まり次第、受講されている皆様にご連絡いたします。多くの皆様の参加をお待ちしております。

四谷学院55段階療育プログラム担当:関口よりひとこと

関口よりひとこと第1回のテーマは、基本的生活習慣についてということでしたが、講師の計野先生にお話いただいた内容は、普段の生活に直結する重要なものばかりでした。食事やトイレなど、場面毎に指導方法を具体的に教えてくださいましたので、大変参考になったのではないでしょうか。また、参加された皆様の間で親睦を深める良い機会になったのではないかと思います。
お子様の成長には認知の力を高めるための学習だけでなく、生活上のスキルや人との関わり方なども同時に教えていく必要があります。認知能力の向上、社会性の基礎の学習は、本講座の教材でも行いますが、スクーリングに参加されることで、日常生活の中で学ばせていきたい身辺自立や人間関係について、専門家の先生から直接教わることができますので、少しでも多くの皆様にご参加いただき、ご活用いただければと思います。


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