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[臨床心理士指定大学院対策講座] よくある質問

臨床心理士になるにはどうしたらいいでしょうか?
指定大学院修了後(第2種の場合は1年間の実習を経て)、年に1回の臨床心理士資格試験を受験します。1次試験は筆記、2次試験は面接口頭試問です。平成22年の合格率は61.3パーセントです。
第1種臨床指定大学院と第2種臨床指定大学院の違いは何ですか?
臨床心理士の試験を受ける資格を得るために、臨床現場での実務経験が必要かそうでないかの違いです。第1種は大学院卒業後すぐに試験を受験することができることに対し、第2種は修了後1年の現場経験が必要です。
大卒ではないですが、大学院は受験できますか?
難しいですが、可能な場合もあります。大学院入試では基本的に大学を卒業していることが求められます。ただし、事前審査で「大卒と同じかそれ以上の学力がある」と判断されれば、大学を卒業していなくても受験資格を得られる場合があります。審査の有無や実施の形式は、大学院によって異なりますので、志望大学院の入試課で確認してみましょう。
心理学科出身ではないですが、大学院は受験できますか?

大学卒業あるいは同等の資格をお持ちでしたら、出身学科にかかわらず指定大学院の受験は可能です。出身学科によって、入試時に区別されることは基本的にありません(※)。論文の提出が必要な大学院もありますので、卒業論文と同程度の論文を準備する必要はあります。
※ただし「心理学科出身者のみ」などの制限を設けている大学院もあります。

社会人・主婦ですが、通える大学院はありますか?
必須科目の一部が夜間に設置されていない、通信過程と通学で履修期間が異なるなど、大学院によって状況が異なります。詳細は、志望する大学院の資料を取り寄せるか、直接志望大学院の入試課にご確認ください。説明会を開催している大学院もありますので、受験に際しては早めに情報収集を始めておくことをおすすめします。なお、社会人入試を利用する場合、「3年以上の就業経験が必要」など、制限を設けている大学院もあるので、志望大学院の受験要綱は事前によく確認しておきましょう。
大学院入試の面接で、予備校に通っていたか等の質問をされることがあると聞きましたが…
聞かれることがあります。特に他学部出身の場合、心理学の知識を体系立てて身につけているかを確認する意図があると考えられます。予備校や通信講座などで学んだ、というのは一つの指標になるでしょう。
通信教育の指定大学院はありますか?
はい、あります。佛教大学大学院、東京福祉大学大学院は第1種、放送大学大学院は第2種の臨床心理士指定大学院で、いずれも通信教育課程を設けています。ただし、スクーリング(通学して授業を行う)があります。臨床心理学という科目の特性上、スクーリングはどうしても課されることになりますので、日程や実施場所など詳細を、大学院の資料であらかじめ確認しておきましょう。
どうやって大学院を決めたらよいですか?

まず、自分自身のやりたいことを突き詰める必要があります。大学院での勉強だけでなく、その後どういった方面で活躍したいのか、どんな人の役に立ちたいのかその具体像を明確にしましょう。そして大学院のパンフレットを取り寄せ、自分自身のやりたいことをもとに、カリキュラムを吟味しましょう。大学院は資格を取得するための機関ではありませんから、単に「臨床心理士になりたい」というだけでなく、自分の研究課題や意識を持っておく必要があります。

また、特待生制度や奨学金制度を設けているところもあります。通う上で費用の制約がある人はあわせてチェックすると良いでしょう。
志望大学が決まっていますが、その大学の対策はできますか?

テキストや添削の問題は過去問題を分析して作成していますので、どこの大学院でも通用する実力を養えるようになっています。ただし大学によって入試問題に特色がありますので、過去問題は必ず手に入れておいてください。

いつから大学院対策を始めれば間に合いますか?

提出書類がある場合は試験の出願時には完成している必要がありますので、それを目安にスタートしていただくと理想的な計画が立てられます。標準的な学習プランは受講目安期間のとおりですが、ご自身の学習ペースに合わせてじっくり進めていただいても、集中して進めていただいても構いません。もしある程度独学で進めている、といったことがあればさらに短縮は可能です。具体的なスケジュールは、入学時に担任にご相談いただけます。

試験は年に何回あるのでしょうか?

通常は年2回試験があります。秋入試(8~10月)と春入試(1~3月)です。一般に秋入試より春入試の方が定員が少なく、倍率が高くなる傾向にあります。また、春入試は実施されないこともあります。一方で、2回以上の試験を実施する大学院もあります。回数や時期は大学院によって異なりますので、必ず最新の募集要項を確認しておくようにしましょう。

合格のためにはどれくらい点数が必要ですか?

合格ラインは明確にはわかりません。倍率による影響もあれば、大学院ごとの方針もあり、筆記試験の結果以外にも面接や提出書類も含めた判断をする大学院もあります。
筆記試験に関しては、多くの大学院で基礎的な心理学的教養をベースに、それぞれのカリキュラムの特徴を活かした出題がなされています。ですので、該当分野に関する一通りの事柄が満足に書ければ、筆記試験はクリアできるでしょう。
面接や提出書類に関しては、こちらも大学院によって異なる観点から受験生を審査するようですが、提出書類をしっかり用意して、面接のシミュレーションを行うことが必要でしょう。なお、面接では口述試験の要素を帯びたものから、研究に向いているか、心理職としての適性などが見られますので、そのためにも知識+志望理由の明確化は欠かせません。

一般心理学と臨床心理学の違いは何ですか?
一般心理学では知覚、記憶、学習か ら人間関係まで、心に関係する幅広い内容を扱います。一方、臨床心理学ではカウンセリング、精神疾患、心理検査など、心の問題に関わる内容を扱います。大学院によっては、臨床心理学分野からのみ出題する、というケースもありますが、複数の大学院を併願する場合には、一般・臨床ともに学習することをお勧めします。
英語ができません、どうすればいいでしょうか?
社会人枠であれば、入試に英語を課さない大学院もあります。しかし、受験大学が限られるという以外にも、心理英語は大学院での研究に必須ですので、早いうちから取り組むことをお勧めします。
小論文の対策はいつから始めたらよいですか?

早ければ早いほどよいでしょう。ただし、心理学に関する知識が不足していると、問題に対して自分の意見以外に何を書かなくてはならないのかを的確につかむことができず、効果的な小論文の対策とはなりません。心理学に関する知識を十分に身につけ、普段より心理的問題に関する考察をしておくことを忘れないようにしましょう。

記述が苦手なのですが、添削指導には効果がありますか?

添削指導は、臨床心理士を目指される方にも最も効果的な学習方法といえるでしょう。なぜなら、大学院対策の受験勉強では、独学で一番苦労するのが「自分の答案があっているかどうか分からない」ということだからです。入試では記述形式で出題される場合が多いので、自分の答案を第三者に評価してもらい、合格答案の作り方を学ぶということは、入試に直結する最も合理的な勉強法といえます。

忙しいのですが、添削課題は絶対出さなければだめですか?

大切なアウトプットの過程ですので、ぜひご提出ください。自分で答案を作成してみることによって、頭の中で理解していることが正しい理解であるのか、あるいは自らの解答で採点者に通用するかどうか確かめることができます。逆に言えば、この過程を通らずには、大学院入試を突破するのに遠回りになってしまうでしょう。

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